不適切にもほどがある「みんな自分の娘だと思えばいいんじゃないか」のセクハラ基準が刺さった3話あらすじ感想

#ad #PR #スポンサー

コンプラで縛られた令和の視聴者にとって斬新!と話題のTBSの金曜ドラマ「不適切にもほどがある」はクドカンこと「宮藤官九郎」さん脚本!3話のセクハラに関するミュージカルが話題です。「不適切にもほどがある」3話のあらすじと感想をご紹介です。

目次

不適切にもほどがある3話のあらすじ

うっかり足を滑らせたことで昭和に戻ってきた市郎(阿部サダヲ)は、何事もなかったかのように純子(河合優実)たちが待つ家に帰宅。一方、市郎が突然姿を消した令和では、渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)がその行方を心配していた。
市郎が消えて2日、喫茶「SCANDAL」では、渚と秋津がサカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)と向かい合っていた。井上からタイムマシン開発秘話などを聞いていると、渚のスマホに昭和にいる市郎から着信が…。
そして井上は、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語り始めるのだった。

そんな中、昭和のバラエティ番組へ出演すると言い出す純子。未成年は保護者同伴ということで、市郎やサカエもスタジオへ同行することに。一方令和では、渚が先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こった大スキャンダルに巻き込まれてしまい…!?

引用元:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/story/ep3.html

渚とついにチョメチョメできる!!と有頂天だった市郎(阿部サダヲ)ですが、その瞬間、昭和に戻ってしまいます。

純子の元に帰れたのは、うれしいけど、渚とのチョメチョメが・・・とがっかりの市郎。

そんな中、昭和と令和を行き交うタイムマシーンを作った、サカエの元夫の井上昌和(三宅弘城)市郎の教え子であることが判明。

そして昭和では、中学時代の父親と仲良くなるキヨシ(^^;

そんな中、純子が昭和のエロい?ポロリありのバラエティ番組に出演することに!

一方で、令和でも渚が先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組に巻き込まれることに。

と言う展開です。

「みんな自分の娘だと思えばいいんじゃないか」のセクハラ基準が刺さった!3話の感想

3話では、令和と昭和のそれぞれの生放送のバラエティ番組が平行して展開!その内容の違いが面白い展開でした。

深夜枠と言うことで、昭和のバラエティ番組はメイン司会者がバニーガール2人を引き連れて登場。令和はバニーガールの登場も、女性差別とか言われるかもしれない(^^;

司会者が女の子のスカートの中から登場する、令和だったらあり得ないオープニング。

一方で、令和では4股交際がバレるスキャンダルを起こした司会者の代役に抜擢された八嶋智人に求められたのは、番組を面白くするのではなく番組の進行を「そつなくこなす」「面白くなくていい」「爪痕を残す必要はない」。

とにかくSNSで批判されないようにと、生放送中にSNSをチェックするプロデューサー。

ネット記事に切り取られないように、八嶋智人の発言の細かいところまで、注意を促します(^^;

2つの時代のバラエティ番組の対比が面白かった3話。

そんな3話で話題だったのが、毎回登場するミュージカルシーン。

プロデューサー・栗田一也(山本耕史)や八嶋智人が歌い出し、セクハラについて訴える。

一体何がセクハラかわからない~!ガイドライン決めてくれ~!と

すると渚にヘルプをされて、昭和から令和にやってきた市郎が突如ミュージカルに参戦。

その時に歌ったセクハラに関する歌詞・言葉が納得で刺さったんです。

「みんな自分の娘だと思えばいいんじゃないかな」

「みんな娘だと思えばいい~♪」「娘に言わないことは言わない」「娘にしないことはしない。」「娘が悲しむことはしない」「娘が喜ぶことをする」「それが俺たちのガイドライン」

確かにそうですよね。職場でも飲み会の席でも、娘に言えないことを女性に言わない。何か物を言うときに、娘の顔を思い浮かべて言えばいいんですよね。

また性別もセクハラも関係なく娘がこういう風に言われていたら嫌だなとか、息子がこういう風に言われていたら・・・と考えたら、パワハラもなくなるのでは?

逆に自分の娘が、何か嫌なことを、男たちに言われていると思ったらと考えればいい!とわかりやすいガイドラインと納得の市郎のセリフでした。

不適切にもほどがあるのキャスト

小川市郎(おがわ いちろう):阿部サダヲ

葛飾区立第六中学校の体育教師で野球部顧問。タイムスリップしてきたキヨシの副担任。超スパルタで「地獄のオガワ」と恐れられており、言葉遣いが荒く、令和では考えられない“不適切”な言動を繰り返す。妻を病気で亡くしており、家では一人娘・純子の非行に手を焼く普通の父親。ある日、突如1986年から2024年へタイムスリップする。

阿部サダヲさんコメント

2020年以来のTBSドラマへのレギュラー出演ですし、宮藤さんが脚本のドラマも久しぶりなので、お話をいただけてうれしかったです。脚本を読んで、宮藤さんはやっぱり面白いことを考えるなと思いました。挑戦するところもあるドラマで、今の時代だからできるようなドラマになるだろうと思っています。
今回演じる小川市郎という役は、昭和を知っている方たちが見ると「懐かしい。こういう人いたな」と思うような体育教師なので、僕自身もそういう先生いたなと思いながら役作りをしていこうと思っています。そして、今の時代の方々にも「こういう人っていていいんじゃないか」と思わせてくれるようなキャラクターになれたらいいなと思っています。
皆さん(仲、吉田、磯村)とは2020年の金曜ドラマ『恋する母たち』でも共演していて、色んな役を演じられる方たちなので、今回もどういう芝居になるのか、今から撮影が楽しみでしょうがないです。
昭和を生きてきた方たちが楽しめるのはもちろん、平成から令和を過ごしている若い方たちにも「こんな時代があったんだな」「こんな時代もかっこよかったな」と思っていただけるようなドラマになると思いますので、ぜひ楽しんで観ていただければと思います。

引用元:公式サイト

犬島渚(いぬしま なぎさ):仲里依紗

EBSテレビのバラエティ番組のアシスタントプロデューサー。産休から復帰したばかりで 1歳半の息子がいるシングルマザー。仕事はできるが、思ったことを溜め込むタイプ。

仲里依紗さんコメント

『恋する母たち』以来、本当にお久しぶりなみなさまと共演できるということで、前もあたたかい現場だったので、今回も撮影がすごく楽しみです。ポスター撮影のときから「絶対面白くなるな」っていう確信が持てました(笑)。
私の役どころは、2024年で市郎さんに出会うシングルマザーでバラエティ番組のAPさんです。私もシングルマザーではないですけど母親なので、ちょっと共感しながら演じられる部分があるのかなと思っています。脚本を読んで、本当に読む手が止まらなくて・・・。まだ言えないんですけど、「どうやって撮るの?」とすごくワクワクするシーンがいっぱい組み込まれていました。今から撮影が楽しみでもあるし、上手にできるかなというプレッシャーもすごくあります(笑)。
すごく元気をもらえるドラマになると思っています。昭和・令和それぞれの世代の方たちが見てもプラスな気持ちになれる、みんなの笑顔につながるようなドラマになればいいなと思っています。頑張ります!

秋津睦実(あきつ むつみ) / ムッチ先輩:磯村勇斗

純子が密かに想いを寄せている若者。とあるアイドルを心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピしている。

磯村勇斗さんコメント

またみなさまと共演できるのですごく楽しみです!
宮藤官九郎さん脚本の作品に参加するのは初めてなので、そこも含めて今からワクワクしています。この時代だからこそ描けるテーマに、宮藤さんの生み出す掛け合いや言葉がすごく面白いので、自分の役がこれからどうなっていくのか楽しみです。「この表現どうするんだろう?」と思う部分もあって、僕らも挑戦的なことをするやりがいのある3か月になりそうだなと思っています。
僕の役は、昭和の1986年に生きていて、あるアイドルに憧れているという人物・・・もうそれ以上言えることはないです(笑)。役を通して昭和の時代を体験できるというのも楽しみです。
日々、悶々としていたりちょっと悩んでいたり、そういったものが吹っ飛んでいくようなドラマになっていくと思います。登場人物みんなが個性的ですごく魅力的なので、たくさん笑って楽しんでもらえたらうれしいです。

向坂サカエ(さきさか サカエ):吉田羊

社会学者で、性差別やジェンダー問題の論者としてメディア露出もしているフェミニズムの旗手。息子・キヨシと共に2024年から1986年にタイムスリップし、令和時代の代弁者として、市郎たち昭和の人間の破天荒さに鋭いツッコミを入れる。

吉田羊さんコメント

宮藤さん脚本のドラマは好きで拝見していたので、選んでいただけてうれしい気持ちでいっぱいです。私が演じるのは令和時代を生きるフェミニストの社会学者です。令和の正義を振りかざしながら市郎さんに斬り込んでいく役どころ。そして、それはきっと視聴者の方の目線と近くなると思うので、私を通して視聴者の方はこのドラマをご覧になっていく、そういう存在になるのかなと思っています。
この4人は『恋する母たち』で共演をしたメンバーなので、配信でサイドストーリーをやるのかなと思ったほど(笑)。緻密な計算したお芝居もできる一方で、アドリブで爆発する瞬間的なお芝居もできる方々なので、シーンが膨らんでいくのもすごく楽しみです。
令和と昭和を行き来するかなりハチャメチャなドラマですが、非常に面白いです。令和という時代に、その感性を持って生きながらも「でもこれってどうなんだろう?」って思ってらっしゃるような方がいたとしたら、それにほんの少し、もしかしたらヒントをくれるようなドラマになるかもしれません。ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

小川純子(おがわ じゅんこ):河合優実

市郎の一人娘。高校2年生・17歳。父・市郎とは日々言い争いが絶えないが、本当は父親思いの優しい一面も。ムッチ先輩に想いを寄せる一方で、年下のキヨシから好意を持たれる。

河合優実さんコメント

宮藤さん脚本の作品が大好きで、何度も感動し、笑わせてもらってきたので、自分がそんなドラマの一員になれるということがとてもうれしかったです! 宮藤さんが書くセリフを喋れることが今から楽しみです。
私が演じる純子は昭和の時代を生きる女子高生ですが、阿部さん演じる市郎との親子関係など、普遍的なところも大切にしながら、楽しんで演じていけたらいいなと思っています。
お父さん役の阿部さんとは、大人計画の舞台で2回ご一緒しています。阿部さんは、その場で何が起こっても受け止めてくれて、絶対に面白くしてくれる方だと勝手に思っているので、私もその胸を借りながら二人でどんな親子になっていけるのかとても楽しみにしています。
『不適切にもほどがある!』今を生きる全世代の方に届くようなドラマになればいいなと思っています。全力で3か月間楽しんで頑張るので、みなさんも全力でテレビの前で笑ってください! よろしくお願いします!

向坂キヨシ(さきさか キヨシ):坂元愛登

四六時中エロいことを真剣に考えている年頃の中学2年生。2024年からタイムスリップした1986年で純子と出会い、一目惚れする。

坂元愛登さんコメント

このドラマのお話をいただいたとき、まずはとてもうれしかったんですけど、そのあとにプレッシャーもすごく感じました。すごい方々に囲まれていますが、負けないように自分の役割を全うできたらと思っています!
僕が演じるキヨシは、すごく真っ直ぐで純粋な男の子です。変なことばかり考えているけど優しくて・・・結構子どもな奴だなと思いました(笑)。これまで僕は暗めの役を演じることが多かったんですけど、今回は明るい役になりそうなので、演じることが純粋に楽しみです。
脚本を読みながら、面白くてたくさん笑いました。でも面白いだけじゃなくて、ちゃんと伝えたいことがはっきりしている作品だと思うので映像になるのがすごく楽しみです!
年齢に関係なく全ての人が楽しめる作品だと思います。僕も作品の中の役割をちゃんと全うして盛り上げていけたらと思っています。ぜひ見てください!

栗田一也(くりた かずや):山本耕史

井上昌和(いのうえ まさかず):三宅弘城

安森(やすもり):中島歩

葛飾区立第六中学校の教師で、市郎の同僚。タイムスリップしてきたキヨシのクラス担任。

マスター:袴田吉彦

市郎や純子ら地元民の溜まり場となっている喫茶店「すきゃんだる」のマスター。

?:古田新太

(写真:左)

 

 

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる