フジテレビのドラマ「大奥」の五十宮倫子（いそのみや・ともこ）と徳川家治（とくがわいえはる）は仲の良い夫婦だったそうで最後の死の状況など気になるところです。徳川家治と倫子の死因と愛妻家のエピソードについて史実をご紹介します。
徳川家治と倫子とは？政略結婚で夫婦に！
五十宮倫子とは？
2024年1月クール放送のフジテレビ「大奥」の主人公は、10代将軍・徳川家治に嫁いだ公家の娘・五十宮倫子（いそみやともこ）です。
／#大奥キャラクターブック📝
＼🌸1月18日(木)よる10時START🌸#木曜劇場『#大奥』のみどころや登場人物を
ぎゅ～っとまとめてご紹介！＜キャスト①＞
五十宮 倫子（#小芝風花）作品＆キャストへの期待コメントや
応援メッセージは引用リポストで📩✨#フジ大奥 pic.twitter.com/1p67MwJDm7— 『大奥』毎週木曜よる10時＜フジテレビ＞ (@ohoku_fujitv) January 13, 2024
東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘で皇室の血を引く公家の娘。京で素直に育ち、人を疑うことのない、純真で優しい性格の持ち主。その一方で芯は強く、利発。しかし、朝廷と幕府の橋渡しとして、次期将軍である徳川家治と政略結婚をさせられたことで逃れられない運命に翻弄され、さまざまな試練が立ちふさがる。先代の第九代将軍・徳川家重が謎の死を遂げ、家治が第十代将軍となり将軍正室として男子禁制の大奥へ渡ることになるが、倫子は京にいた頃からの幼なじみ、久我信通（こが・のぶみち）に好意を寄せていて…。
引用元：公式サイト
京に思い人・久我信通を残しながらも、江戸城大奥に輿入れした倫子。
家治は素っ気なく、寂しい日々を送る中、久我信通が自分の姉と一緒になることを知りました。
ショックの倫子でしたが、お付きのお品の方とともに大奥で生き抜くことを決意します。
総取締の松島の局、お知保、眉毛のない高岳などの執拗な嫌がらせにも負けない倫子の姿を見て、家治も徐々に倫子に心を許していきます。
【大奥 】眉毛ない人は誰？眉毛がない理由はなぜ？か当時の引眉
そんな中、松島の局は田沼意次と図り、家治に側室を付けようと画策！
お知保が側室に抜擢されて、家治は不本意ながらも側室を受け入れることになりました。
一方、倫子は家治からのお渡りがあるものの、男女の関係にはなっていません。
倫子はお知保に嫉妬にも似た感情を抱く中、第5話では、ついに二人の思いが通じ合い二人は契りを結ぶことになりましたね。
しかし、なんとお知保の方が懐妊するという事態が待っていたのです・・・
将軍・徳川家治とは？
／#大奥キャラクターブック📝
＼🌸1月18日(木)よる10時START🌸#木曜劇場『#大奥』のみどころや登場人物を
ぎゅ～っとまとめてご紹介！作品＆キャストへの期待コメントや
応援メッセージは引用リポストで📩✨#フジ大奥 pic.twitter.com/daf2Wefq9D— 『大奥』毎週木曜よる10時＜フジテレビ＞ (@ohoku_fujitv) January 13, 2024
第十代将軍の徳川家治。閑院宮直仁親王の第六王女である公家の娘・倫子（小芝風花）との婚礼の儀を控えている。父であり、第九代将軍・徳川家重が謎の死を遂げたことで、家治が第十代将軍の座につく。幼い頃から聡明で期待されて育ち、祖父の第八代将軍・徳川吉宗から目をかけられ、直接帝王学を学ぶエリート教育を受けた。家治は苦境に陥る幕府を立て直したいと考え、行動に移すが、田沼意次にある秘密を握られ…。愛におびえ、愛を知らずに数奇な運命に翻弄される。
引用元：公式サイト
将軍・徳川家治は、世に名高い八代将軍吉宗の孫にあたる人物です。
英才教育を施されて、父・家重のあとを継ぐ形で将軍に就任し、正室には今日から五十宮倫子を迎えました。
口数はあまり多くなく、冷たい印象を思わせますが、心根は優しい家治。
徐々に、倫子とも心を通わせていくことになります。
しかし、松島の局と田沼意次から世継ぎをもうけるために側室を持てと言われます。
家治はそんなつもりは無いと断りますが、田沼からの強い要望を断ることは出来ませんでした。
それは田沼が家治のある秘密を握っていたから。
なんと家治は9代将軍・家重の実の息子ではなく、母親が別の男と密通してできた子供だったと言うのです。
この設定はドラマ内のオリジナルですが(;^_^A
幼い家治に対して田沼はその事実をささやき脅し、家治を意のままに操ってきました。
安田顕さん演じる田沼意次・・・恐ろしい男です(;’∀’)
【コラム】安田顕の俳優としての底知れなさ 『大奥』田沼意次の邪悪さに背筋がゾクッとする！https://t.co/imC6CH9yJ7#大奥 #安田顕
https://t.co/imC6CH9yJ7— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) February 14, 2024
そんな悲しい過去を持つ家治ですが、国を良くしようという気概を持ち、オランダ人と対面するために語学を学ぶなど名君としての一面も持ち合わせています。
そして第5話でついに正室・倫子と男女の仲になり世継ぎが生まれる？
かに思われましたが、先ほどご紹介したように懐妊したのは側室・お知保の方だったのでした。
物語は中盤に突入し、家治の世継ぎをめぐる壮絶な女の戦いが描かれていくことになるかもしれませんね！
そんな大奥ですが、主人公の倫子と家治の史実における最期が気になっている方も多いと思いようです。
以降で史実の2人の最期についてご紹介します。
史実の徳川家治と倫子の死因や最後とは？
家治の死因は？なぜ死亡した？
まずは将軍・徳川家治の最期についてです。
徳川家治は1737年、9代将軍・家重の長男として生まれました。
父・家重が病弱で障害があり言語が不明瞭あったことから、家治は幼少より祖父・吉宗の期待を受けて育ちました。
そして家重が亡くなった1960年5月に10代将軍に就任！
老中の田沼意次らに政治を一任していたと言われています。
約16年近く将軍として在位し、1786年に脚気による急性心不全で亡くなりました。享年50歳でした。
倫子の死因は？
続いて倫子の死因についてです。
五十宮倫子は1738年、皇族・閑院宮直仁親王の娘として京都で生まれ、わずか10歳にして徳川家治との婚姻が決まります。
そして1754年に江戸城大奥入りして、将軍の正室、御台所となりました。
家治との夫婦生活を十数年続けた1771年、倫子は34歳という若さで亡くなっています。
病で死んでしまったと言うことだけで詳しい病名はわかっていません。
大奥の徳川家治の死因ネタバレはサイコパス松平定信に殺害される？
徳川家治の死因ネタバレはサイコパス松平定信に殺害される？
ドラマ「大奥」での家治ですが、オリジナルの死因、最後を迎える気がします。
そんな中、気になる存在が、本性が現れて怖い！サイコパス！と話題になった松平定信です。
松平定信ってなんかいいイメージあったけどサイコパスやったん（これはフィクションです）
— えみ (@xxxmei) February 24, 2024
おいおいおい松平定信様、サイコパスじゃないか
— m. (@moriiiii_n) February 23, 2024
大奥のどんな女性よりも怖い松平定信さま
— ﾘﾝｺ. (@rq_snow_) February 24, 2024
白河藩藩主
松平定信
宮舘涼太徳川宗武の息子で白河藩藩主の松平定信。定信も徳川将軍家の血を引く家治のいとこで、五十宮倫子と家治の婚儀にも顔を見せる。定信は幼い頃に養子に出された過去があり、今も胸の内にある思いを秘めており、家治とはライバル関係にある。そして、家治の正室となる倫子に対してもある思いを抱えていて…。
引用元：https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/chart/
徳川将軍家の血を引く家治のいとこである松平定信は、自分ではなく兄が将軍になってしまったことを恨んでいる父親の宗武から、復讐をするように言われていたのですが・・・なんと、幼馴染で親し気に話していた倫子が妊娠しないようなお香をお梅（小南満佑子）にすりかえさせていたことが判明。
しかもお梅のすり替えがお品にバレてしまったことから、簡単にお梅を口封じに殺害した定信が怖い！！と話題に。
こんなサイコパスだったら自分が将軍になるために、家治を毒殺するなんて、簡単にやってしまいそうです。この時代の死因は特定は難しいと思うので、誰にもわからないように、定信に殺害されてしまうなんてオリジナルの死因、最後もあるかもしれません。
田沼意次に殺害される可能性も？
定信も怖いですが、家治が将軍の実の息子ではなく、母親が浮気をしてできた子供だと言うことを知っていて、家治を脅して意のままに操っているのが、田沼意次。
倫子が大好きで、側室を持ちたくないと言う家治を脅して、無理やりお知保を側室にして、子供を作るように命じ、逆らえない家治。
田沼意次も怖い男です。
定家も家治を殺しそうですが、田沼も自分の利のために、いとも簡単に家治を殺害してしまいそうな怖さを持っています。
怖い人が多すぎる家治の周囲や大奥。一体どんな死をドラマでは迎えるのか？注目です。
徳川家治の愛妻家の史実のエピソードも
家治と倫子の気になる夫婦生活ですが、二人の仲はすこぶる良かったと言われています。
江戸幕府の歴代将軍と正室は形式だけで、仲が良くない夫婦が多かったのですが・・・
この家治と倫子夫婦はとっても仲が良かったそうです。家治は愛妻家だったんです。
家治があまりに頻繁に倫子のもとに通うので、倫子に付きの御年寄（おとしより）達が反発したこともあったんだとか！！
仲睦まじかった家治と倫子には、2人の女の子が授かりましたが、幼くして亡くなってしまいます。
それから倫子は男子を産むことは出来ず、次期将軍となる跡取りは授かりませんでした。
そこで家臣達は将軍・家治に、世継ぎのために側室を持つことを強くすすめましたが、家治はなかなか了承しません。
ようやく老中の田沼意次も側室を持つと言う条件付きで、側室をもうけることを了承したと言われているんです。
このエピソードからも、家治が愛妻家で倫子を大事にしていたことが良く分かりますよね。
跡継ぎを残すために、渋々側室をもうけたのだと思います。
その後、家治はお知保の方という側室の間に男児が授かります。
徳川家基（とくがわ・いえもと）と名付けられ、その養育は倫子に任せられました。
しかし、家基は若くして亡くなってしまったため、家治直系の男子がその後跡を継ぐことはありませんでした。
御三卿の一橋家から、家斉が迎えられ11代将軍には徳川家斉が就任することになるのです。
まとめ
今回は「大奥」徳川家治と倫子の死因について紹介しました。
家治は脚気により死亡、倫子は家治より先にに亡くなりましたが、その詳しい死因は分かっていません。
「大奥」で二人の生涯が最期まで描かれるとしたら、史実では倫子の方が先に亡くなることになります。
歴代将軍の中でも、仲の良かった夫婦・家治と倫子。その別れは涙無しでは見れないかもしれませんね(´；ω；`)ｳｩｩ
以下の記事もあわせてご覧ください。
【大奥 】眉毛ない人は誰？眉毛がない理由はなぜ？か当時の引眉
コメント