1ヶ月前程前に「楽天メール有料化 & R-mail express無料化」のニュースが流れました。

1通あたり0.75円なので、例えば10万人のお客様に月4回メール配信する場合は、月30万円の費用がかかってしまいます。以前、私もEC事業で楽天に出店していた経験がありますので、その重みは痛いほどわかります。

楽天は9月8日、楽天市場の出店者に対して料金体系の変更を告知したことが分かった。配送先データCSVが無料でダウンロードできるなど、一部機能 を無料化。一方で、システム利用料の課金対象を税込に変更するほか、週1回まで無料だったメールマガジン配信を一律で有料化するなど手数料を引き上げるこ とも決定した。全体では多くの店舗でシステム手数料金が値上げとなるケースが多く、出店者から反発の声が出てる可能性がある。

無料となるのは配送先データCSVダウンロード、送り状ダウンロード、出店者向けサーバースペース「楽天GOLD」、「受注WEB API」に関する4機能の料金。2015年1月1日に改定する。

「楽天市場」の出店料金体系が大幅変更へ、メルマガ配信の完全有料化やシステム料率など

楽天での売上が多いECショップでは
「まいった・・どうやってメール配信しようか・・」
「顧客管理(CRM)の導入を本気で考えないと・・」
などのお声も多かったです。

一方、ソーシャルネットワークでお客様の反応は、
「ゴミメールが少なくなりそう!」という感激の声(皮肉?)が多かったのも事実です。
・・ショップからのメールを楽しみにしているお客様は少ないみたいですね。

かつて、私が携わってきたEC企業を振り返ると

  • メールマーケティングだ!CRM導入だ!
    結果:すべてのお客様にメルマガ一斉配信
  • 広告やランディングページでたくさんの知恵と費用は使う
    結果:その後のお客様フォローやリピート施策はメルマガ一斉配信のみ
  • セールで○%引きのタイトルだと、開封率がアップするぞ!
    結果:お客様の立場を想像せず、メルマガ一斉配信で「【商品】が○%引き!」

など、結果としてECショップからのメールマガジンは迷惑メール製造機だったかもしれません。

メルマガ一斉配信時代は終了し、これからはメールマーケティング時代

これからの メールマーケティング はしっかりとお客様の立場を考えたメール配信になるのではないかと考えています。楽天のメール配信有料化が開始される中、メール1通への重みを感じる人も少なくはないと思います。

  • お客様ごとに適切なタイミングで、お届けしたいメッセージをメール配信する
  • SNSやメール配信はお客様の気持ちを想像しつつ、日々の関係性を考える
  • メルマガ時代(メルマガ一斉配信)からメールマーケティングの時代になる

その結果、

  • 迷惑メールへ振り分けられなくなる
  • メールの開封率が上がり、メールがしっかりと読まれる
  • お客様のリピート購入を意識したショップ経営の時代になる

楽天メールの有料化で、お客様とのコミュニケーションをソーシャル・ネットワーク(twitterやfacebook、LINEなど)で済ませようとしている企業も出てくるかもしれません。ですが、スマートフォンの拡大により、メールマーケティング効果はさらに伸び続けています。
もしかすると、SNSは友人知人とのコミュニケーションツールとして利用され、従来のメールアドレスは企業や通販ショップからのお知らせを閲覧するという感じにお客様側の「メール」に対する意識が変わってきているのかもしれません。

となると、
「メールマーケティングを諦める」のではなく
メールマーケティングを見直す」という考えがこれからECショップの売上を
確実に伸ばしていく上で大切な方針なのではないかと思います。