こんにちわ(-_-)/
年末年始は家電量販店のチラシの勢いがいつにも増してすごいですよね。
クリスマス向けのチラシ、冬のボーナス狙いのチラシ、お正月の福袋と
3大イベントが一気に重なる一年で一番忙しい時期でもあります。

前回は2015年のネットショップデザイン予想を書きました。
どのデザインもシンプルで「商品ひとつに注力する」感じのページデザインでしたが、
すべてがこんなシンプルでデザイン性のあるレイアウトに当てはまるとは思っていません。

ということで、
今回は、家電量販店のチラシデザインを
総合通販・品揃え型通販向けにデザインを分解していこうと思います。

家電量販店のチラシ

ビックカメラ様 クリスマスチラシ

素材として使わせていただくのは、ビックカメラ様のWebチラシです。
ちなみに、家電量販店のチラシは印刷デザインの中でも群を抜いてレベルが高いと言われています。レイアウトもそうですが、各所に手にとってチラシを見る側の視線や行動なども考慮して作られています。

まずは、チラシを二つ折りにしてみます。

左側がメインのチラシ

アイキャッチは左上、値段は強弱が付いている

青枠で注目するところを囲いました。
左上にキャッチコピー。その他値段が大きめに記載されている商品が9商品です(約50商品)。
値段の強弱は枠線の大値段と中値段(黄文字)少値段(赤文字)の3種類が使用されています。

ここで参考にしていただきたいのは、

商品数が多い通販サイトであっても、値段の強弱デザインは必要」ということです。

家電やファストファッション系のアパレル通販のメルマガでたまに見かけるのですが、大量の商品を同格で掲載しているショップがあります。その中から1点だけクリックしてくれればいいのではなく、大量の商品を掲載するからこそ目安となる値段や中目玉商品、全体の価格帯のすり込みを意識してデザインするのがポイントです。

値段のレイアウトも1万円以上の商品はなく、
一番目立つキャッチ右が6480円と一番高額で、
中断の価格帯は約3000円、
下段は約5000円となっており
しっかりと値段レイアウトにも強弱が付いています

さらに店頭で積まれているように4つ折りにしてみます。

アイキャッチの遷移

キャッチコピーからサンタのイラストにアイキャッチが遷移する

4つ折りになると、左のイラストが消えてしまいます。
これは、2つ折りに開くときに左上のキャッチコピーから
しっかり顧客視線を遷移する役目があります。

チラシを開いた途端にどこに目をやっていいのかわからなくならないよう、チラシが開かれた時のアイキャッチを4つ折りの段階では見えないようにしています。こういったアイキャッチや値段の強弱を伝って、チラシ全体をお客様が疲れずに見ていただけるように工夫がされているのです。

さらに、いじらしいのが
今年大ヒットした商品がチラシの右下に・・。
さらに値段が4つ折り段階では確認できません!
チラシを見た人はこの目玉商品の値段が気になるので開いて確認します。

妖怪ウォッチがチラシを広げるトリガーへ

チラシを広げていただくための誘導トリガー

よくある「続きはこちら!」と一緒ですね。
ですが、このようにさらりとレイアウトに溶けこませるのはやはり流石です(-_-)

まだまだ、チラシは右面 → 裏面と続くわけですが
まずは「チラシを開いていただくことに注力」していることがわかって頂けたかと思います。メールマーケティングではメールを開封いただくことが重要という事と同じく、チラシは手にとって開いてもらう事のためにデザインされています。これだけの商品掲載数であっても、決して「数打ち当たる」「1つくらい気を引く商品があるだろう・・」というデザインではなく、しっかりとお客様の行動を誘導する必要があるということなのです。

もう一点。
このチラシは「店舗に来ていただくため」であって、
チラシから直接購入できるものではない」ということです。

リニューアル後好調のヨドバシカメラのネットショップサイトを見て分かる通り、ショップサイトは至ってシンプルにデザインすることで膨大な商品からお客様の目当ての商品に到着させたり、レコメンドやランキングなどを使用してじっくりと買い物ができるようなデザインになっています。

(-_-) / どうでしたでしょうか?

何気なく手にしているチラシにも様々な工夫がされています。
ぜひ、メールデザインやWebページデザインの参考にしてみてはどうでしょうか?

お知らせーーー

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