動画元年と呼ばれた2014年。
「メール本文にも動画を貼り付けたい!」という声もサポートに寄せられました。
ですが、残念ながら通常のHTMLメールにYoutubeの動画埋め込みコードを貼り付けても、動画はメーラーで再生されません。これは、メールソフトの仕様でiframeの表示が禁止されているものが多いからです。
メール配信側としてはメール本文がどんな端末(スマートフォンやタブレット端末、PC端末など)でも表示できるのが重要なので、Youtube動画の埋め込みコードを利用しない方が良いとされています。
そのため、動画を利用したメール配信の際には
このように、「再生できますよー」という感じの画像を
HTMLメール本文に入れ込むことでクリック率が数倍にもなったという事例もあります。よく見る動画再生ボタンをYoutubeのキャプチャーに入れ込むことで、メールの受け取り側の興味喚起した例です(上記画像はクリックできません)
ですが、これではメール内で動画を再生したことにはなりません。
Youtube動画をGIFアニメーションで貼り付ける
Youtube動画はどうしても貼り付けることができませんが、
昔ながらのGIFアニメーションであれば貼り付けることができます。
Youtubeの動画をGIFアニメーションで一部だけ簡単に切り取って、
書き出せるサイトを利用してメール本文に貼り付けてみてはどうでしょうか?
まずは、Youtube動画を表示する
アップロードしたYoutube動画をブラウザで表示します。
表示されているアドレスの
「www.youtube.com」を「www.gifyoutube.com」に変えて
エンターキーを押します。
gif動画変換サイトへと移動。書き出し設定をする
Youtube動画をgifアニメーションに変換するサイトへジャンプします。
(このアドレスはYoutube公式ではありません)
gifアニメーションの書き出し設定をします。
動画の開始秒数は入力ではなく、動画の再生スライダーを移動させることで設定することが出来るようです。書き出し秒数(最大10秒)を設定して「Create gif」をクリックして完了です!gifアニメーションなので、秒数を多くすれば容量が大きくなるので秒数で使用するgifアニメーションの調整をしてみてください。
アクセス状態に左右されますが、大体3分程度待てばGIF動画に変換されます。
再編集したい時は「Go Back」、このままで良い時は「Awsome」をクリックして変換を待ちます。
追記:上記サイトにアクセスが集中している場合や、動画尺が長すぎる場合は
「We’re sorry! It looks like our servers are busy – please try again in a few seconds」
と表示されて動画の変換ができません。
変換された画像をダウンロードして、
メール本文へ貼り付けて利用できるようになります。
ただし、メール全体の容量にはくれぐれも気をつけてください!
もう少し細かい設定がしたいときには、Giflike というサイトもあります。
メールに直接Youtube動画を貼り付けることはできませんでしたが、メールクリエィティブを少し工夫するだけで数倍の効果が期待できると言われている動画をうまく使ってメール販促を成功させてみてくださいね。
完成したアニメーションGIFはこちら↓
2秒の設定で、ファイルサイズは600kb弱でした。
メール1通の総容量は1メガ以下がオススメのサイズだと言われています。