カートに入れたまま放置するという行動

通販のカゴ落ち

カゴ落ちとは、通販サイトでカートに入れたまま購入されずにいる事を言います。通販サイトを運営中の方は一度は聞いたことある言葉だと思いますし、様々な「カゴ落ち 対策」を試行錯誤してなんとか カート落ち を防止しているのではないでしょうか?

この問題は日本のネットショップだけではなく世界中でも問題視されており、驚くことに顧客68%以上がカートに入れたまま購入まで至らないと言われています。

baymard社が2014年2月に発表した調査結果によると、29の異なる調査から導き出された世界のカート離脱率平均は、68.07%という結果のようです。
https://f-tra.jp/blog/overseas/5680

Google アナリティクスでカート落ちタイミングを分析して購入までの動線をいかに短く、簡潔に、安心感を与えつつ お客様の立場に立って 改善しているとは思うのですが、一番肝心な部分の改善をしていないのではないでしょうか?しかもその改善部分は購買行動分析などの極めて基本部分です。

付け加えると・・
これから紹介する カゴ落ち対策を取られている通販サイトが
ひとつもなかったということです

(-_-;)
独自調査で 300店舗以上カート落ちさせていただきました。

少し誇張している部分もありますが、ネットショップでお客様が カゴ落ち する時の様子を見てみてください。様々な試行錯誤の結果、カゴ落ち状態が改善できないのが少し分かるのではないでしょうか?

お客様のカゴ落ち状態を可視化

1.購入ボタンをクリックする

購入ボタンをクリックする

お客様が購入ボタンをクリックします。
購入状態のペルソナ分析や購入に至るまでの行動分析、購入経路は大切です。

2.オファー提示 や 今買う理由、クロスセルなどなど

オファーや今買う理由の提示

ここで一気にカゴ落ち改善施策のオンパレードがはじまります。

  • 会員登録時のオファーを提示
  • ゲスト購入できる手段も提示
  • フォームは大きく、住所も自動入力(フォーム最適化)
  • 送料と配送についてをしっかりとお伝え
  • リンクを最小限に抑えて、「買う導線」のみにして誘導
  • あと○○円で送料無料!やオススメ商品表示でクロスセル

特に、会員登録した次のページでカゴ落ち している企業が多いのではないでしょうか?

送料や配送について」、「お支払い方法の選択」でカゴ落ちが発生しているというGoogle アナリティクスの分析結果を元にページ改善してカゴ落ちを日々改善しているのではないでしょうか?

3.カゴ落ち 対策 全部入り(笑)

カゴ落ち対策をすべて施工してみました!

おかしい話ではあるのですが、実際にこのような購入経路を設置している通販サイトも少なくはありません(笑)

最終手段「リタゲ」もしっかりとお客様にくっつけて、カゴ落ち後のリタゲ広告も変化させていつでも帰ってこれるようにしておきます。現在はなくなりましたが、大手通販企業では、週1日で「カートに入ったままです!」という カゴ落ちリマインドメールまで配信していました。

(-_-)/ ヒント

すでに
お客様の
大切なモノが
なくなっています

3.カゴ落ち 発生

買う商品の表示がない

正解は・・

買おうとしている商品が
画面から消えるタイミングで
カゴ落ちしているんです
,

ブランディング力があるもの商品力がある商品、必需品など商材によってカゴ落ち率は変化すると思います。ですが、購買意欲がどんどん無くなることを踏まえてフォームを完結にしたり買うまでのステップ表示をしたりしたとしても、画面上に商品がなくなったら 一気に購買意欲は無くなりますよね?

買おうとしている商品を定員が隠すなんて、
実店舗では絶対に有り得ないことですよね?

(-_-)/ ありえません・・・

しかし、調査した300以上のネットショップでは購買するまでのステップで商品表示が最後まであった企業は1社もありませんでした。様々なカゴ落ち改善策が取られていて、Web解析も手軽な時代になったにも関わらず どうしてこのような状態になっているのか 不思議ですね(-_-;)

では、なぜ 買うまでに商品を見せる必要があるのでしょうか?

お客様は買いたがって「いた」

当たり前の話ではあるのですが、お客様は 購入ボタンを押した時点で その商品を「欲しい」と思っています。お客様のゴールは「商品の購入」です。そのゴールが見えなくなった時点で、何のために送料を確認したり カード情報を入力したりしている意味がなんのためにしている事なのか わからなくなるのです。

 

まずは分析を見直す

GAで目標設定しているなら、今すぐ確認

スーパマーケットやアパレルショップ、飲食店やマンション販売の会社であっても お客様が購入しようとしている商品を見えなく(隠す)することは無いのではないでしょうか?支払いや契約が完了するまで、お客様の見えるところに商品を置いておくことは 当たり前のようですが、ネットショップではその逆が当たり前になってしまっているのです。

(-_-)/  逆に、実店舗でレジで商品を隠されたら
お店への不信感が高まりますよね?

結論:買い終わるまで商品を表示する

たったこれだけで、カゴ落ち率を飛躍的に改善できます。
残念ながら、日本国内でこの方法を実施している通販サイトを見つけることはできませんでしたが、海外ではすでに導入している企業が増えてきています。・・とはいえ、すこしの改変でテストできそうですよね(-_-)/

このカゴ落ち対策をしている事例

→ カゴ落ち対策万全?!BONOBSのサイトのカゴ落ち改善事例を紹介